1959-08-11 第32回国会 衆議院 決算委員会閉会中審査小委員会 第2号
そこで、主要なものにつきまして簡単に説明を申し上げますと、まず第一枚目にあります日本繊維意匠センター、日本雑貨意匠センター、日本陶磁器意匠センター、この三つの意匠センターは、格関係の業界によって作られておりまして、輸出商品の生産者が外国及び国内におきまする同業者の意匠を盗用することを防止するということがまず第一であります。
そこで、主要なものにつきまして簡単に説明を申し上げますと、まず第一枚目にあります日本繊維意匠センター、日本雑貨意匠センター、日本陶磁器意匠センター、この三つの意匠センターは、格関係の業界によって作られておりまして、輸出商品の生産者が外国及び国内におきまする同業者の意匠を盗用することを防止するということがまず第一であります。
○板川委員 もう一つお伺いしたいことは、認定機関となる雑貨意匠センターでは、この業務をやる上について登録の審査会を当然設けると思う。登録業務の認定をするこの登録審査会が公正に運営できるかどうかということは、この法案運営上重要なことであろうと思うのであります。現在私ども調査によりますると、工業所有権によって意匠法、実用新案法による登録手続をすると、したとたんに大体類似な模造品がすぐ出る。
○松尾(泰)政府委員 差しあたりといたしましては現在ありますところの雑貨意匠センターを考えているのであります。繊維、陶磁器につきましては、大体現行の業者協定によって目的を達成いたしておりますので、これは業界から御希望があれば別でございますが、自主協定でその二つはやっております。
それから次に六ページでございますが、輸出雑貨意匠盗用及び模倣防止補助、それから輸出繊維意匠改善費補助という費目がありまして、いずれも金額はわずかでございますが、新しく入った費目でございます。これは雑貨意匠センター及び繊維デザイン・センターというものが現在できており、そこでデザインの盗用防止のために登録業務を行いますが、それに対する補助をいたそうというわけであります。
それから四番目の輸出陶磁器、雑貨意匠及び製造技術改善研究費であります。これはこまごまといろいろございますが、雑貨工芸指導所あるいは名古屋の工業試験所等におきまして、こういう関係のいろいろな意匠あるいは製造技術等の研究をやっておりますので、その費目をことしは少し大幅にふやしまして、積極的に研究指導の仕事を行いたい、こういうふうに考えております。 それからCは中小企業輸出振興費であります。